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執筆者の写真青木 歩実

東京マンション選びのポイント <持ち家か賃貸か?>

㈱ハチハウス、宅地建物取引士の青木です。

今回は持ち家か賃貸か?というお話を。

単刀直入に言うと、どちらが経済的に得か?ではなく、住まいに何を求めるか?という話です。それぞれのメリットデメリットを比較しましょう。


持ち家のメリット

*設備、内装、間取り変更などができるため、自分の思い通りの暮らしができる

*購入し住宅ローンで返済するので、資産として持つことができる。 老後の安心感、子供へ資産として受け継ぐことができる。

*賃貸できる


デメリット

*固定資産税が発生する

*マンションの場合、管理費や修繕費が発生する

*多くの場合、住宅ローンなどの借金が発生する。

*資産価値は時代により変化する(メリットにもデメリットにもなりえる)




賃貸

*気楽に住み替えができる。(最近は住まいのサブスクサービスなども)

*修繕費が基本発生しない

*マンションの場合、基本管理費・修繕積立金が発生しない(管理費はオーナーに支払う場合も)

*固定資産税がかからない

*立地や時代によってはローンの返済額よりも家賃の方が月額支払い金額が低い場合も。


デメリット

*間取りの変更やインテリア・設備など思い通りに変更できない。 リノベどころか、壁にフックひとつ取付けられないことも。

*資産形成できない  (支払った家賃は掛け捨て)

*高齢になった時に賃貸の住み替えが不安。


などなどありますが、私は基本的に「持ち家」をおすすめいたします。 

理由は以下の2つ。


一つ目は、コロナ禍や働き方の多様性の時代、自分らしい思い通りの暮らしをするためには、自宅を大切に考えることが重要。同じようなマンションであれば、それが実現できるのがやはり「持ち家」。 (もちろん、郊外の古民家など、個性的な一戸建てにオーナーのご厚意で自由にリノベすることが許される賃貸物件もあります)


二つ目はやはり資産となること。 私は現在50代ですが、若い頃、女性が独り身で不動産を購入するなど、あまり考えられませんでした。マイホームは「結婚した家族が(夫が)購入する、一生ものの買物」という時代。今後結婚するのか、どこで暮らすのかわからない年齢で、住まいを持つなどとは。。。現在も一人暮らしの友人達などは、長年家賃を払い続けていました。もし私があの頃に戻れたら、まわりの友人達に伝えたい。 家賃払うならば、保有して資産とすべきと。 今や、「購入」イコール「一生そこに住む」という時代ではありません。 売却して、またライフスタイルに合わせて別の住まいを購入したり、賃貸したり、いろいろな可能性があります。 但し、購入の際には、なるべく価値の落ちない立地などを考えましょう。 また、住宅ローンという大きな借金を背負うことになりますので、価格については慎重に検討を。 oaoではファイナンシャルプランナーによるライフプランのサービスがあります。 ぜひご相談ください。









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